イソフラボンの効果
大豆パワーについて、イソフラボンの研究の世界的権威者メシーナ博士は、1985年にはイソフラボンの研究論文は14報告しかなかったのが、
最近では数多くの論文が発表されるようになったと、その注目度の広がりについて説明しています。
「日本人、特に沖縄の人が長寿である理由として、もしかしたら大豆製品を多く摂取しているからかもしれない」、
「日本女性の更年期障害がゆるやかなのは、失われつつあるエストロゲンを大豆イソフラボンが補っているからかもしれない」
という推測は以前からありました。
だからこそ、イソフラボンに世界の目が注がれたわけですが、こうしたことに対する細かなデータは、しばらく前までは非常に少なかったのです。
現在では、不定愁訴や病気の予防、改善に効果がある、健康管理によいなど、イソフラボンやレシチンにおけるさまざまな効果が知られるようになってきました。
遠隔地に住む人同士を比較したり、大豆の摂取量の違った場合の各種ケース、あるいはマウスやラットを使った実験なども多く行われています。
そして、大豆パワーに関するさまざま仮定は、だんだんと現実的な説得力を持つ論理へと変わってきています。
しかし、実際には、研究は始まったばかりなのです。
これまで発見されただけでも、大豆パワーの効能は実に多く、まるで万能薬のようですが、まだまだ新たな効能が発見される可能性は期待できるところです。
それにしても、すでにこれほどの効能が知られていながら、一般の日本人では、イソフラボンやレシチンということばさえ知らない人が少なくありません。
日本人は「納豆を食べるとガンを防げる」といいますが、その理由についてはうとく、また、大豆食品のそのほかの効用についてまでは知らないケースも多いでしょう。
医学関係者には、現在わかっている大豆のよさや新たな発見を、一般に、もっとアピールしてほしいものです。
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