イソフラボンで「環境ホルモン」をブロック
「環境ホルモン」が、しばしば問題にされるようになってきました。
「環境ホルモン」とは、以前説明した通り、体内でホルモンの働きを妨げる作用を持つ化学物質のことで、内分泌かく乱物質とも呼ばれています。
環境ホルモンは、人間をはじめとする動物に、精手の減少や免疫機能の低下などの悪影響を及ぼすといわれています。
環境ホルモンの代表格のひとつともいえるダイオキシンが発生する地域に住んでいる人や、妊娠している女性などは、環境ホルモンについてずいぶん心配していることでしょう。
環境ホルモンとなる化学物質は、もともと自然界にはなく、人間がつくり出したものです。
その意味では、人間は、自分たちがつくり出した物質に復讐されているようなものともいえます。
しかし、すでに環境ホルモンがある以上、対策を考えなくてはなりません。
環境ホルモンが、人間や動物たちのホルモンの働きを妨げるのは、体内でホルモンを受け止めるレセプターという部分を占領してしまうからです。
このために生殖能力が低下するなどの現象が現れるのです。
レセプターを占領するという作用はイソフラボンにもあります。
しかし、イソフラボンの場合は、人間に悪影響を及ぼすことはありません。
むしろ、人間にとっては歓迎すべき状態をつくり出しているといえます。
なぜなら、イソフラボンがレセプターを占領しているときは、環境ホルモンはレセプターに入ることができず、からだは、環境ホルモンの影響を受けずにすむからです。
イソフラボンは、環境ホルモンに対し、人間に有利になるような働きをしているのです。-----
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