老人性痴呆も大豆イソフラボンで予防
アルツハイマー型痴呆や脳血管性痴呆の人たちは、正常者と比べ、尿中に排泄されるカルシウムの量が多い傾向にあることがわかっています。
このため、痴呆症の発症は、カルシウム不足も関係しているのではないかといわれています。
カルシウム不足が痴呆症発症の一因となれば、ふだんからカルシウムをじゅうぶんにとり、イソフラボンでその流出を防げば、痴呆症になるリスクが少なくなることになります。
痴呆症では、また、正常者に比べ、血液中のビタミンDの濃度が低いそうです。
カルシウムとビタミンDなどの骨をじょうぶにする成分は、痴呆症予防にも役立っているのです。
痴呆症の予防には、レシチンも有効です。
レシチンは、不飽和脂肪酸、コリン、グリセロリン酸、リンなどの成分からできていますが、このうちのコリンは、脳の伝達物質のひとつであるアセチルコリンをつくる元です。
このことから、レシチンは老人性痴呆予防に役立つと考えられています。
レシチンは、また、脳細胞膜の重要な構成物質でもあります。
脳細胞膜がいきいきしていれば、痴呆症の心配もそれだけ少なくなります。
それどころか、記憶力、集中力、学習力など、脳の神経活動の活発化さえ期待できるのです。
脳細胞膜のレシチンは、ストレスによって含有量が減少していきます。
人間は、ストレスがなくなる、つまり、外からの刺激がなくなるとボケがちになりますが、そのストレスに対応していくには、じゅうぶんなレシチンが必要です。
このことからも、レシチンが老化予防、痴呆予防に効力があることがわかるでしょう。
日本人の平均寿命は年々伸びています。
せっかく長く生きられるのですから、イソフラボンとレシチンをじょうずにとり、心身ともに健康な高齢期を楽しみましょう。
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