「カルシウム」だけでは骨租しょう症の予防にはならない
骨粗しょう症を予防するには、
日光をよく浴びること、
適度な運動をすること、
食事でカルシウムをとること、
が重要です。
日光浴が大切なのは、カルシウムを骨に沈着させるビタミンDは、日光に当たることによって体内で自然に合成されるものだからです。
運動は、骨に刺激を与え、骨の細胞の働きを盛んにして、老化や萎縮を防ぎます。
カルシウムは骨を形成する成分で、じようぶな骨をつくるためには欠かせないものです。
骨とカルシウムの関係は、一般にもよく知られていて、ふだんから牛乳や乳製品、小魚などをとるよう心がけている人は少なくないでしょう。
食品業界でも、カルシウムを強化した食品が多数開発されています。
しかし、各国のカルシウム摂取と大腿骨頸部骨折との関係を調べた調査では、カルシウムを多く摂取している地域で骨折率が低いとは必ずしも言い切れないという結果が出ています。
それぞれの国の環境やライフスタイルも影響しているのかもしれませんが、骨については、ただ、カルシウムをとってさえいれば安心というわけにはいかないようなのです。
骨組しょう症が閉経後の女性に多いことを考えあわせると、骨をじょうぶに保つためには、カルシウムをじゅうぶんに摂取するとともに、
骨からのカルシウム流出をいかにくい止めるかがポイントになっているらしいことがわかります。
エストロゲンには、骨からカルシウムが溶けだす骨吸収を抑える働きがありますが、このホルモンが急激に減少する閉経後には、骨量の15〜50%は失われるといわれています。
これに対抗するには、若いうちに骨量を高めておくのがいちばんです。
骨粗しょう症による骨折は、現在、年々増加しています。
若年代から、タンパク質の摂取とともに、骨吸収を抑える方法を考えないと、骨粗しょう症予備軍は増えるばかりといえるでしょう。
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