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薬効の意味
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大豆レシチンとコレステロール
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健康を考えた栄養バランス
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レシチン摂取で全身の細胞をパワーアップ
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ホリスティック総合的な健康管理と「自然志向」への回帰
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バランスを失ってきた日本人の食生活
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イソフラボンを含んだ栄養補助食品
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「赤ワイン時代」から「大豆時代」
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「食」を取り巻く環境
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薬効の意味
「生命が本来持つ力によって、健康をコントロールしていく」
という考え方の表れのひとつが、自然に存在する薬効成分への関心の高まりでしょう。
ビタミンC、ベータカロチン、食物繊維、魚貝類のDHA、赤ワインなどのポリフェノール、これらのブームは、普段から健康を維持しておきたいという志向の表れでしょう。
しかし、その反面では健康への不安の高まり、特に食生活の面では、一見グルメで何でも手に入る食生活をしているつもりではあっても、実はジャンクな食生活を送っているのではないかとの心配もあるようです。
そうした意味では、食物繊維でもDHAでも、またポリフェノールの例にしても、身近な食品の中に意外と健康に良い成分があるのだと気づいたことは、ある種の「衝撃」であったかもしれません。
同時に、これまで効率的(簡単な調理でいつでも食べられる)、あるいは、美味さのみを追求してきた「時期(グルメブーム)とは違った価値があらたに加わったといえます。
そしてまた、ここに大豆という日本人が慣れ親しんだ食物も中に、イソフラボンやレシチンといった優れた薬効成分が見つかったわけです。
しかし皮肉なことには、こうした自然界にある栄養や薬効成分が注目されているのとは逆行するかのように、現実に私たちは普段の食事からはこれらの栄養を摂取しにくくなってきました。
その理由としては、近年の野菜は以前に比べて栄養素や食物繊維などの含有量が減ってきていること。
また、中食として、加工食品や調理済み食品を利用する機会が増え、
食物をそのまま料理することが少なくなってきたこと、などがあげられます。
私たちは、かつてのような恵まれた自然と、手間暇かけたほんとうの意味での「グルメ」志向を取り戻さなければならないのですが、
まずは幸いなことに、私たちは新しい抽出技術によりこれらの栄養素をかんたんに摂取することができます。
普段はとりきれない栄養をおぎなうというところに健康食品の意味があるのです。
そしてまた、自然の恵みによる薬効を知った今、自然の大切さをあらためて考える機会を持ちたいものです。
カテゴリー:食生活の改善
大豆レシチンとコレステロール
レシチンが細胞膜に存在する大切な物質であること、そして動脈硬化や脳梗塞、糖尿病などの成人病の予防に効果があることを分かっていただきました。
今度は別の側面からレシチンのパワーを紹介してみましょう。
レシチンには、善玉コレステロールを減らさずに、悪玉となったコレステロールや中性脂肪を溶かして体外に排出する性質もあるのです。
これらレシチンの持つ乳化作用によるものです。
乳化作用というのは、油の分子を細かくして水に溶けやすくすることです。
例えば、油と酢が溶け合ってできるマヨネーズは、実は卵を加えることで卵黄にあるレシチンが両者(油と酢)を溶かしているのです。
このことと同じことが私たちの身体でも起きます。
コレステロールそれ自体は、私たちにとってなくてはならない物質なのですが、血液中を移動するコレステロールの中には血管壁にこびりつくものがあります。
そのままほおっておくと、石のように硬くなる場合さえあります。
それが血液の流れを阻害し、血管を弱らせ、動脈硬化をはじめ心臓病や脳卒中などを引き起こします。
レシチンは、この血管壁に付着した不要なコレステロールを溶かします。
溶かされた老廃物としてのコレステロールは、血管を通して体外に排出されていきます。
レシチンを毎日摂り続けていることで、動脈硬化の予防ばかりか、動脈硬化が軽快することが分かっているのです。
大豆を毎日食べる習慣がある日本人でさえ、レシチンもイソフラボンにおいても、その摂取量は十分ではないとの報告があります。
ストレスをはじめアンバランスな食生活が、身体に蓄えられるはずの栄養素を相殺しているからです。
とくにアルコールとタバコは、レシチンを大量に消費してしまっているのです。
アルコールとタバコの愛好者は特に健康食品による補給が必要といえます。
カテゴリー:食生活の改善
健康を考えた栄養バランス
日本人の食生活の欧米化は、たとえば街でよく見かけるハンバーガーショップなどにたとえてもよいでしょう。
ハンバーガーは、カロリーは高いけれども、それ自体栄養バランスは決してよくありません。
極端にいえば、家庭の食事もまた、ハンバーガーショップのそれに近づいているのです。
こうした食事では、ビタミンやミネラルなどは必ずといってよいほど不足します。
こうした食生活の欧米化(米国化)は、それまで欧米に多かった動脈硬化や心臓病などの成人病、乳ガンをはじめとしたガン、また、アトピー性皮膚炎の増加となって現れてきました。
現在、「動物性タンパク質の摂取はほどほどに、栄養はバランスよく」ということがよく言われています。
これは、欧米人にとっては「日本型食生活のよさの認識」ですが、
日本人にとっては、「昔に帰れ」ということにほかなりません。
ところで、タンパク質の問題は、肉類中心の食事を、もっと魚介類や豆類に切り換えることで解決できるとして、栄養のバランスは、どのようにすればよくなるでしょうか?
答えは、多くの食品をとることです。
食事をするとき、この食品は糖質が多い、この食品をとらないとビタミンが不足するなどと、細かく気にする必要は、実はさほどありません。
よく一日30品目の食品をとるようにといわれますが、多くの種類の食品をとっていると、栄養のバランスも自然によくなるものなのです。
日本は、多くの食材に恵まれた国です。
これらの食材を生かし、肉だけでなく、魚もよくとるようにし、副食として野菜類、根菜類、豆類、海草なども積極的に食べるようにすれば、コレステロールなどは相当に抑えられます。
もともとの日本食を思い出し、多品目の食事を腹八部に抑えましょう。
食生活の改善は、まず、そこから始めていきましょう。
カテゴリー:食生活の改善
レシチン摂取で全身の細胞をパワーアップ
ここで、大豆に多く含まれるもうひとつの大切な成分、レシチンの役割と効能についてもう一度説明しましょう。
レシチンは細胞を正常に保つために大切な役割を果たします。
人間の身体は、およそ60兆個の細胞でできていますが、この細胞を包み守っている膜=細胞膜に存在する基礎物質のひとつがレシチンで、
細胞に必要な栄養素を細胞内に取り入れたり、逆に不必要な老廃物を排泄する働きをします。
レシチンが不足すれば、この作用がとどこおり、細胞に異常が起きるのです。
その結果、
・体調が不安定になり何となく疲れる、
・記憶力が落ち物忘れをよくする、
・不眠症ぎみとなり頭痛がする、
・胃腸の調子がよくない1などの症状が起きます。
レシチン不足をそのままにしておくことで、動脈硬化やクモ膜化出血、心筋梗塞、脳梗塞、痴呆症の原因のひとつにもなります。
このほか、糖尿病やアレルギー疾患など、多くの病気を生じさせることがあるのです。
また、もちろん脳にもレシチンは存在します。
人間の脳には140億個の脳細胞がありますが、この脳細胞や、また神経細胞が若々しく活動するためにもレシチンは不可欠なのです。
レシチンが不足すると脳細胞に疲労物質がたまり、イライラや不安などストレス、精神的な失調、また頭の回転が鈍るなどの原因になります。
現代は苛酷な環境のなかでの生活をよぎなくされています。
通学・通園での移動、職場・学校での人間関係、時間に追われての食事、リストラ、老後への不安、競争社会、自己責任社会への価値転換など、
さらにはコンクリート化し安らぐ空間もなくなった都市生活、等など、ストレス要因がいっぱいです。
そんななかで健康に生き残るためにも基本の体力から、つまり身体を構成する細胞やホルモンの正常化から見直してみる時代に入っている、といえるのではないでしょうか。
カテゴリー:食生活の改善
ホリスティック総合的な健康管理と「自然志向」への回帰
排除からコントロールへ 18世紀末、イギリスの医師ジュンナーによって発明された「ワクチン」は、今日までに何倍という人々の命を救ってきました。
今後も、難病に対抗したワクチン開発はさらに続いていくことでしょう。
また、この間にもさまざまな医療技術が進歩し、近年では遺伝子治療の研究が進められています。
こうした目覚ましい技術の進歩は、これからも期待されるところです。
ただ、ここで留意しておきたいのは、こうした技術による病気対策は、あくまでも、決して万能ではなく、「1つの方法論」だということです。
「ワクチン」で例えるとすると、どんなに優れたワクチンを作っても、それに抗体を持つウィルスが次から次へと現れて、
またウィルスに効くワクチンを作るという、ワクチン開発とウィルスの「いたちゴッコ」が続いているのが現実です。
こうした現在までの西洋医学の基本には、良くも悪くも病気を「意」として徹底的に排除するという考え方があります。
例えばガンにかからないために、ガン遺伝子を無力化することで、ガンを撲滅しようとするわけです。
しかし、この一方で生物学の分野から、
「ガンは生物の進化に役割を果たすのではないか」
という説が飛び出しました。
細胞の異常増殖と生命の形態などの異変とが無縁ではないかもしれない、という考えです。
この説の正否はともかくも、人間はだれもがガン遺伝子を持ち、いつ発ガンしてもおかしくはないことが分かっています(皆が皆ともガンにならないのはガンを抑制する機能が働くからです)。
つまりガンは
「あらかじめ、私たちの体内にセットされた、何らかの役割を担うかもしれないものではあるが、通常は生命を脅かす活動が抑えられている」
と想定できるわけです。
もちろん、私たちはガンになることを望みません。
ガン遺伝子を持つことを自覚しつつも、発ガンを抑えたいと望んでいます。
そのためには、毎日の生活、運動、食事、精神面で充実をはかった総合的(ホリスティック)な健康維持・管理が必要です。
カテゴリー:食生活の改善
バランスを失ってきた日本人の食生活
日本人の食生活は、長い間、米、麦などの穀類と魚介類、大豆や野菜、海草などを、上体としたものでした。
肉類などの動物性食品をとるようになったのは、歴史的に見れば、ごく近年になってからです。
それでも、日本人は決して栄養不足だったわけではありません。
むしろ、いたってがんけん頑健で、それは16世紀に日本にやってきた宣教師を驚かせるほどだったのです。
宣教師として有名なフランシスコ・ザビエルがカトリック教会本部に送った手紙に、
「日本人たちは、自分たちが飼う家畜を屠殺することがなく、また、これを食べない。
かれらは時々魚を食膳にのせ、ほとんど米麦飯のみを食べるが、
不思議なほど達者で、高齢に達するものも多い」
と書いていますし、
同じく宣教師のルイス・フロイスも
「日本人の肉体は強く、重傷、骨折、腫瘍、災疫から見事に回復するし、それが実に速やかだ」
と記しています。
宣教帥たちは気がつかなかったでしょうが、当時の日本人の健康さは、その食生活にあったといえるでしょう。
かつての日本人は、タンパク質は、おもに穀類や豆類からとっていました。
しかし、近年になって、油脂をふんだんに使った料理や、動物性の食品があっという間に日本人の食卓を占領するようになり、
日本人が摂取するタンパク質も動物性のものが中心となってきました。
もちろん、油脂や動物性タンパク質も、必要な栄養には違いありません。
ただ、日本人の食事が、短い期間に、油脂や動物性タンパク質の摂取過多へと大きく傾倒しすぎてしまったのは事実です。
同時に、野菜類や豆類、海草などについては、だんだんと摂取不足の傾向が見られるようになってきました。
元来のバランスのとれた日本食は、こうしてだんだんと失われてきてしまったのです。
カテゴリー:食生活の改善
イソフラボンを含んだ栄養補助食品
大豆食品が健康によい、という情報は世界中に広がっています。
特に、大豆に含まれているイソフラボンやレシチンは注目の的となり、食品メーカーなどでは、単に大豆食品を開発するのではなく、大豆からイソフラボンやレシチンを抽出し、
栄養補助食品をつくる試みが続けられるようになりました。
そして、いま、次々と栄養補助食品としてのイソフラボン、レシチンが登場してきています。
アメリカでは、1990年に国立ガン研究所を中心に、ガン予防に有効な植物性食品をまとめた「デザイナーフーズ・プログラム」をつくりましたが、このなかで大豆は、重要度の最も高い食品として位置づけられました。
こうした流れのなかで、イソフラボンを含んだ栄養補助食品の開発も進み、現在ではイソフラボンを配合したコーンフレークなどのシリアル食品も市場に出回っています。
日本でも、1990年半ばごろから、頼粒やカプセルなどの形態をした栄養補助食品としてのイソフラボン、レシチンが市販されています。
顆粒状のものは、家庭で、さまざまな料理に混ぜて利用できますから、家庭では顆粒タイプ、旅行などに行くときはカプセルというように使いわければ、いつでもイソフラボンやレシチンの補給が可能なわけです。
また、こうした補助的な食品だけではなく、アメリカと同様、大豆の成分のイソフラボン成分を配合したお茶などのドリンク類なども登場してきました。
もともと大豆食品ですが、そこにさらにイソフラボンの成分を配合した豆腐もあります。
最初に紹介したように、イソフラボンはえぐ味のもとで、このため、加工食品では取り除かれることが多かったのですが、新しい技術でもこのえぐ味を取り去ることに成功しており、
今後、めん類やウエハース、ヨーグルトなど、イソフラボンやレシチンが配合されたさまざまな健康食品が登場するものと期待されています。
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「赤ワイン時代」から「大豆時代」
アメリカに「フードサプリメント」ということばがあります。
これは、「栄養の補給」という意味で、バランスのよい栄養をとるための「補助食品」を指しています。
とかく栄養が偏りがちのアメリカだからこそ、生まれた言葉かもしれません。
だいぶ前のことになりますが、アメリカでは
「コレステロールの多い脂肪をあまりとり過ぎるのはよくない」
と言われ、その後、ビタミンの重要性が叫ばれるようになりました。
それまで、あまり気にしていなかったビタミンが、どうも不足しているらしいということで、せっせとビタミン摂取に励む「ビタミン時代」がやってきたのです。
しばらく前、日本で、ココアや赤ワインがブームを呼んだのを、まだ記憶している人も多いでしょう。
ココアや赤ワインがからだによいといわれたのは、これらに含まれているポリフェノールのためでした。
ポールというのは、抗酸化性物質で、血管の老化を防いで動脈効果を抑えたり、ガンや胃潰瘍を予防する働きがあります。
このため、「ココア健康法」とか「赤ワイン健康法」がもてはやされたのです。
大豆に含まれているイソフラボンも、実は、このポリフェノールリフェノ化合物として分類される成分で、ココアや赤ワインに含まれているポリフェノールと同様の効能を持っています。
いま、世界が求めている「フードサプリメント」は、どうやら赤ワインから大豆に変わってきたようです。
大豆には、イソフラボンのほか、レシチンも含まれているためでしょう。
忙しい現代では、日常生活に疲労や不安がつきものです。
気をつけていても、食生活は乱れがちになり、生活習慣病も危険も増加しています。
心身の疲労をいやし、かつ、生活習慣病をはじめとするさまざまな病気の予防に役立つイソフラボンとレシチンが見直され、栄養補助食品として、これらを補給していこうという動きが活発化してきています。
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「食」を取り巻く環境
多くの種類の食品をとっていれば、栄養のバランスは自然にとれるものです。
また、栄養は、自然の食物からとるのがいちばんだといえるでしょう。
しかし、現代の食を取り巻く環境を考えると、
「いろいろなものを食べていれば、それでよい」
と安心しきれないところもあります。
その理由のひとつは、加工食品の多さです。
加工食品は、食品全体の60%を占めるといわれるほど多いのですが、
これらに共通しているのは、味をよくしたり、長持ちをさせるため、化学処理や熱処理がされていることです。
こうした処理過程を経ると、食品本来の栄養は減少してしまいます。
処理の過程が複雑になればなるほど、栄養はゼロに近づいていきます。
加工、あるいはパックになった食品で、もうひとつ問題なのは、これらの食品には必ずといってよいほど食品添加物が含まれていることです。
試しに、手近にあるインスタントラーメンやハム、ソーセージなどの包装に記されている「原材料名」を確認してみてください。
インスタントラーメンで小麦粉、ソーセージで豚肉や鶏肉が使われているのは当然ですが、そのほかに、各種色素、香料、酸化防止剤、発色剤など、実にいろいろなものが記されているはずです。
野菜や魚だったらまさか添加物はないだろうと思うかもしれませんが、それは間違いで、殺菌処理されているものが少なくありません。
こうした食品添加物は、栄養とはまったく関係ありませんし、それどころか、からだに悪いものも少なくないとされています。
しかし、加工食品は、いまや日常にすっかり溶け込んでいます。
たった一日だけでも、加工食品なしの食事をすることはまずできないといってよいでしょう。
「日本型食生活がよい」といっても、かつての日本型の食事と同じ栄養をとることは、いま、相当に難しくなってきているのです。
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